C++ や C# での開発をする際 Visual Studio 2010 Express を使っても良いのですが、高校生~大学生ならば Microsoft が提供している学生版 DreamSpark が利用できます。
色々な提供製品がありますが、下記が特に使えると思います。
- Visual Studio 2010 Professional
- Expression Studio 4 Ultimate
登録・認証が必要ですが、 Visual Studio Express でも30日以上利用する場合に登録が必要なため、せっかくなら Professional にしておくとソースコード管理なども使えるはずです。
(ライセンス規約はきちんと確認する必要がありますが、商用利用は不可で学習・研究目的での使用となります。またインストールできるPCは1台のようです)
登録・認証方法 (学術認証フェデレーション利用)
「DreamSpark認証方法」 のページで登録・認証方法について丁寧に説明されています。
私の大学では学術認証フェデレーションが利用できるので、その場合に特化した補足を下記に記します。
DreamSparkアカウント作成時には「教育機関/学校」欄に英語で学校名を入れます。
最初の数文字を入れると候補が出てくるので、選択します。
「検証コード」や「ISICカード番号」は入力不要です。
その他は説明に従って入力し、「認証する」ボタンで先に進みます。
すると「Shibboleth」という画面に移ります。
ここで大学が発行しているアカウント(Usernameが学籍番号のもの)を入れます。
認証が成功すればサインインされた状態でDreamSparkの画面になります。
ソフトのダウンロード
あとは「DreamSpark認証方法」 のページの Step 6 以降に従ってソフトのダウンロードができます。
(おまけ) ISOファイルの使用法
Visual Studio 2010 Professional など、DVDのディスクイメージ形式(ISO形式)で提供されているものが多いです。
Windows 7 を使っていればそれをダブルクリックでディスクに書き込むことができますが、仮想DVDドライブを使えばディスクに焼かずとも利用でき、便利です。
窓の杜のソフトライブラリ内仮想ドライブのページにいくつかソフト紹介がありますが、Virtual CloneDrive あたりを使うと分かり易いかと思います。
個人的にはDAEMON Tools Lite をよく使っていますが、ライセンス的に大学での使用はできなさそうです。